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プリウス新型のデザインが派手に変化?!

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4代目新型プリウスが初めて公開されたのは、
2015年9月9日(日本時間)、米国ラスベガスで
アメリカのメディアを集め、ウェブ中継
リアルタイムで行うというスタイルで行われました。

進化を続け未来に駆け抜ける4代目プリウス

進化を続け未来に駆け抜ける4代目プリウス

初代以降の新車発表はすべて米国で行われてきました。
2代目は2003年ニューヨーク・ショーで、3代目は
デトロイトショーで行われました。

そして、日本国内では先日開催された
東京モーターショー2015に初登場したのです。
そのスタイリングは、初代プリウスから受け継ぐ
トライアングルシルエットを踏襲した空力を意識した三角すい型で、
2014年末世界で初めて投入された
量産型の燃料電池車「MIRAI」を思わせる外観デザインとなっているのです。

室内空間などが更に向上!

新型プリウスの内装

そのボディサイズは全長4540×全幅1760×全高1470mmで、
3代目と比べると全長で60mm長く、全幅で15mm広く、
全高で20mm低くなっています。ホールベースは3代目と同じながら
室内空間も拡大していると言われています。

室内空間が拡大した1番の理由は新プラットフォーム

新型プリウスに他社からの乗り換えも

これはTNGA(Toyota New Global Architecture)と呼ぶ
新しい考え方に沿って開発された新型のパワートレーン
プラットフォームを採用した結果といわれています。

ボディ剛性を高めることで、エンジンやトランスミッションといった
パワートレーンを低い位置に搭載し、
全体の重心を低くパッケージしたことで、
操縦安定性乗り心地を向上させたとされているのです。

安全性能も大幅に進化!

安全性能も大幅に進化!

そのほかにはミリ波レーダーとカメラを組み合わせて、
クルマに加えて歩行者も検知して自動でブレーキをかける
「プリクラッシュ・セーフティ」や、レーダーで
前の車との距離を測り近づきすぎると自動で減速し車間距離を保つ
「レーダークルーズコントロール」、白線からはみ出すと警告を発する
「レーンデパーチャーアラート」、対向車を検知すると
自動でロービームに切り替える
「オートマチックハイビーム」といった機能を一括した
トヨタ・セーフティ・センスP』を搭載したことによって、
将来に実現することになるかもしれない
自動運転へのポテンシャルを持ったものになっているのです。

新型プリウスのデザインは最先端

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それらの充実した装備や新しい技術開発を実現したことにより、
4代目プリウスは未来志向を大きく意識したものとなっているのです。

フロントビューは新型オーリスから採用された
キーンルックが採用されていて、アクアやカムリのような
台形型グリルのアンダープライオリティについては採用されていないようです。

リアのデザインはFCV車(燃料電池車)
MIRAIを思い起こさせるものとなっており、
次世代エコカーとして最先端のデザインといえるのではないでしょうか。

さらにサイドビューは3代目と比較すると
その斬新さがよく見てとれます。
基本的には歴代のシルエットは継承されてはいるものの、
ボディサイズが大きくなり車高が低くなった分より
滑らかなシルエットを持っています。

フロント部分やリアゲート部分がよりMIRAIを思わせる
シルエットが強くなったと感じられるようになりました。
また、内装はより質感が増したように感じられます。

現行の3代目プリウスが登場した時は、
物珍しさもあってハイブリッドというだけで売りになっていたが、
今やハイブリッドだけでは特に目新しさはなく、
最近は高い燃費性能に加えて、「乗り心地」や「走る楽しさ」
というところに重点が置かれるようになってきました。

そこで4代目プリウスは、リアサスペンションに
ダブルウイッシュボーンを採用するなど、乗り心地や運転性能向上に
力を注いだように感じられます。

レクサスとクラウンを超えた?!

レクサスとクラウンを超えた?!

ボディサイズの拡大によって室内空間も広くなり、
なんと室内長に関しては、レクサスGSとクラウンマジェスタ
2050mmを超えて、2100mmになっている点にも注目が集まっています。

新型4代目プリウスは、低重心パッケージ「TNGA」の採用や
「トヨタ・セーフティ・センスP」の採用により、
より近未来的な車に変貌したように思います。

そのことが結果として世界初として登場したFCV車「MIRAI」を
彷彿とさせる車全体のデザインの進化として現れてきたように思います。
21世紀の夢のクルマがより近づいてきたのでしょうか。

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