東京ビッグサイトで開催されている東京モーターショー2015において
12月上旬の発売が予定されている新型プリウスがついに姿を現しました。
しかもシリーズの中には、
ユーザーが待ち焦がれた4WD仕様車も
含まれているのです。
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新型プリウス4WDの気になる仕様は?
トヨタ自動車より発表になった
新型『プリウス』の主な仕様は次の通りです。。
エンジンは1.8リットルの
改良型2ZR-FXEエンジン。
モーター、トランスアクスル、
パワーコントロールユニット、駆動用バッテリー
といったシステム全体で小型・軽量化を実現し、
40㎞/リットル(JC08モード)の目標燃費が
設定されています。
エクステリアはトライアングルシルエットに、
TNGA(TOYTA NEW GLOBAL ARCHITECTURE)による
低重心パッケージを融合させた先進的で
エモーショナルなデザインとなっています。
空間性能が大幅改善!
従来型に対し全高で20mm下げ、
ルーフピークを170mm前に出したことにより、
クラス世界トップレベルの空力性能が実現されています。
インテリアは「表示系遠方・操作系手元配置」を基本とし、
インストルメントパネルを低い位置で薄く造形し、
解放感を感じさせつつ乗る人をやさしく包み込むような
一体感のある空間が表現されています。
安全面も更なる強化が進む
また、低重心パッケージに加え、
剛性を約60%向上させた、高剛性ボディや
ダブルウイシュボーンリアサスペンションの
新採用などにより、走る楽しさや快適性の向上を図り、
安全面では
衝突回避支援パッケージ(TOYOTA SAFETY SENSE P)や
「ITS CONNECT」など先進技術が採用され、さらに、
雪道での一般的な走行における発進をアシストする
新開発した「E- FOUR(電気式4輪駆動方式)」が
新しく装備されました。
四輪駆動(4WD)はどんな車?
そもそも四輪駆動(4WD)とはなんでしょうか?
4WDとはエンジンから伝達された駆動力を
4つのタイヤに均等に配分できる駆動方式のことです。
AWD(ALL-WHEEL-DRIVE全輪駆動)と
いわれることもあります。
四輪駆動は雪道や砂などの悪路の走破性を
高めるために開発されたもので、
スリップしやすい状況で真価を発揮します。
さらに舗装された路面での
走行安定性を高めるという利点も併せ持っています。
また、エンジンブレーキをかけた時も、
ホイールロックになりにくく安全面での利点もあります。
シリーズ初の4WD!!最強ハイブリットカーの登場!!
これまでのプリウスになかった
シリーズ初の4WDの登場は、
ハイブリッドといえばプリウスと言われ続けた
シリーズの中で最強モデルとして、
売上の拡大に大きな試金石になるものと思われます。
プリウスといえばなんといっても
燃費の良さが最大の売りかと思います。
プリウス4WDはその燃費性能に加え、
走行性能の良さも大きな話題になっています。
今までの歴史を覆す燃費
4WDは燃費が悪いといった一般的なイメージを覆す
プリウスの持つ本来の燃費性能を保ちながら、
4WDの持つパワフルな走行性能を発揮する
プリウス4WDは最強のハイブリッドカーといえるでしょう。
また、スタイリッシュで近未来的な外観や
内装デザインには、今までの4WDの持つ
ゴツゴツしたイメージを一新させるものがあります。
さらに、燃焼効率を40%も向上させた
エンジンやトランスアクスル、モーター、電池といった
各ユニットをよりコンパクトにし、
TNGAによる低重心パッケージを融合させた
先進的なデザインも大きな魅力に違いありません。
今、世界中の注目を集めている新型プリウス
東京モーターショー2015でついにそのベールを脱いだ
新型プリウスは、「MIRAI」を思わせる
エクステリアデザインで、
斬新かつ近未来的な車となりました。
その中でも4WD仕様車は本来プリウスの持つ燃費の良さを
継承しつつその走行安定性を数段向上させたもので、
国内ユーザーのみならずよりグローバルな世界中の
ユーザーに向けたTOYOTA力の発信したものとなりました。
メルセデスやアウディを凌駕するものとして、
今後のTOYOTAの動向に注目したいものです。
なんといっても、他の車の追随を許さない燃費の良さに加えて、
「運転していて楽しくなる車」の登場は国内のみならず
世界中の車好きの注目を集めています。
デザインも含めて賛否両論があろうかと思います。
まずは一度試乗してみることによって、
その真価を問うことができるのではないでしょうか。