ミニバン市場で2強といえばトヨタのアルファード・ヴェルファイアですが、低床と豪華さでは先輩格のエルグランドは負けてはいません。
トヨタがメッキグリルを多用して、威圧感ムンムンのフロントフェイスで構えているところを、日産エルグランドは敢えてブラック調の渋いフェイスで対抗。
仕上がりも非常に緻密になっており、根強いファンが支えています。
そんなエルグランドの評価や評判などを口コミから見てみましょう。
豪華さ、シルエット、走り…モデルチェンジから6年経過というロングライフカーになってきた日産エルグランドですが、まだまだフルモデルチェンジの話が俎上に上ってきていません。
現行型は月販500台程度の数字が多くなり、少々寂しい限り。
でも、エルグランドの本質を知る熱いユーザーから、本音を引き出して参りましょう。
→ 新車の限界値引き・燃費・色(カラー)・スペックはこちら!!
エルグランドの価格(2WD)
■350Highway STAR Premium Urban CHROME
5,542,560円
引用:http://www2.nissan.co.jp/ELGRAND/grade_outline.html
■350Highway STAR Premium
5,337,360円
■350Highway STAR Urban CHROME《7人乗り》
4,330,800円
■350Highway STAR Urban CHROME《8人乗り》
4,330,800円
■350Highway STAR《7人乗り》
4,125,600円
■350Highway STAR《7人乗り》
4,125,600円
■350Highway STAR《8人乗り》
4,125,600円
■250Highway STAR Premium Urban CHROME
4,341,600円
■250Highway STAR Premium
4,136,400円
■250Highway STAR S Urban CHROME《7人乗り》
3,676,320円
引用:http://www2.nissan.co.jp/ELGRAND/grade_outline.html
■250Highway STAR S Urban CHROME《8人乗り》
3,676,320円
■250Highway STAR S 《7人乗り》
3,395,520円
■250Highway STAR S《8人乗り》
3,395,520円
■250XG
3,213,000円
引用:http://www2.nissan.co.jp/ELGRAND/grade_outline.html
■ライダー黒本革シート《3500》
4,816,800円
■ライダー黒本革シート《2500》
4,185,000円
■ライダー黒クロスシート
3,796,200円
引用:http://www2.nissan.co.jp/ELGRAND/grade_outline.html
■ライダー ハイパフォーマンススペック 黒本革シート
5,313,600円
引用:http://www2.nissan.co.jp/ELGRAND/grade_outline.html
■ライダー ハイパフォーマンススペック ブラックライン 黒本革シート(3.5)
6,004,800円
■ライダー ブラックライン 黒本革シート《3500》
5,508,000円
■ライダー ブラックライン 黒本革シート《2500》
4,876,200円
引用:http://www2.nissan.co.jp/ELGRAND/grade_outline.html
■ライダー 「オーテック30周年特別仕様車」 《3500》
4,892,400円
■ライダー 「オーテック30周年特別仕様車」《2500》
4,260,600円
引用:http://www2.nissan.co.jp/ELGRAND/grade_outline.html
■ライダー ハイパフォーマンススペック 「オーテック30周年特別仕様車」
5,389,200円
■VIP
6,166,810円
■VIP パワーシートパッケージ
7,777,600円
引用:http://www2.nissan.co.jp/ELGRAND/grade_outline.html
エルグランドの価格(4WD)
■350Highway STAR Premium Urban CHROME
5,834,160円
■350Highway STAR Premium
5,628,960円
■350Highway STAR Urban CHROME《7人乗り》
4,622,400円
■350Highway STAR Urban CHROME《8人乗り》
4,622,400円
■350Highway STAR《7人乗り》
4,417,200円
■350Highway STAR《8人乗り》
4,417,200円
■250Highway STAR Premium Urban CHROME
4,633,200円
■250Highway STAR Premium
4,428,000円
■250Highway STAR S Urban CHROME《7人乗り》
3,967,920円
■250Highway STAR S Urban CHROME《8人乗り》
3,967,920円
■250Highway STAR S 《7人乗り》
3,687,120円
■250Highway STAR S《8人乗り》
3,687,120円
■250XG《8人乗り》
3,504,600円
■ライダー黒本革シート《3500》
5,108,400円
■ライダー黒本革シート《2500》
4,476,600円
■ライダー黒クロスシート(2.5)
4,087,800円
■ライダー ブラックライン 黒本革シート《3500》
5,799,600円
■ライダー ブラックライン 黒本革シート《2500》
5,167,800円
■ライダー 「オーテック30周年特別仕様車」 《3500》
5,184,000円
■ライダー 「オーテック30周年特別仕様車」《2500》
4,552,200円
■VIP
6,458,400円
■VIP パワーシートパッケージ
8,067,600円
え!こんなにあるの?と驚かれるグレードの多さ。
ですが、これは非常に合理的で、オプションをいろいろ自分で組み立てずに車をセレクトする意味です。
グレードも実は非常に単純で、日産車では、ノーマル仕様・オーテック「ライダー」仕様・日産「ハイウェイ」仕様の3グレードがあり、「ライダー」と「VIP」がオーテックによる特注です。
そして各々2駆と4駆がある、と覚えておけばよいだけなのです。
ちなみに、VIPは「オートスライドドア連結ステップ」があり、普段はボディー下にピタリと格納されています。画像↓
引用:http://gazoo.com/my/sites/0000339676/toyama2629/Lists/Posts/Post.aspx?ID=1240
そのほかには、
・セカンドパワーシート…546,000円
・後席格納式テーブル(本木目)…525,000円 などなど
エクステリアはハイウェイスターとほとんど変わりありませんが、「VIP」のオーナメントがさりげなく3か所ついているだけ。
つまり、素のエルグランドがすでにVIP仕様ということになるのです。
価格の口コミは、衝撃的なもの。
それは「値引きの大きさ」です。
エルグランドの場合、最廉価版のXGもVIPも見た目ではわかりません。
フロントフェイスが違うということで見分けることも可能ですが、サイドモールなど、徹底した作り込みが成されているため、皆上質のボディーづくりが感じられます。
仮に、500万円の定価がある場合、(50万円は間違いなく引きます)。下取りがある場合も相当頑張ってくれます。
理由はロングスパンであるため、開発時期に投資した金型、工場のライン設備などの基本回収(減価償却)が終わっているため。
もちろん、日産の経営陣が今後どう判断するのかはわかりませんが、アメリカにはクエストという姉妹車↓(日産九州より輸出)が日本円で300万円から販売。
引用:http://www.nissanusa.com/minivans/quest/colors-photos
これを考えると、実際には値引きはもう少しでできる…というのが日産関係者での「内緒」話でした。
クエストの価格
・26,580ドル~ …300万円程度で購入が可能
引用:http://www2.nissan.co.jp/ELGRAND/TOP2014/IMAGES/PHOTO/photo_06.jpg
引用:http://fsv-image.autoc-one.jp/images/2102101/003_o.jpg
引用:http://fsv-image.autoc-one.jp/images/1671103/001_o.jpg
引用:http://fsv-image.autoc-one.jp/images/1671103/014_o.jpg
引用:http://www.carsensor.net/contents/article_images/_14364/100804_elgrand01.jpg
→ 新車の限界値引き・燃費・色(カラー)・スペックはこちら!!
納期の口コミ
エルグランドは、日産直送のハイウェイスター、XGが約ひと月からひと月半、オーテック上がりのライダーが2か月です。
VIPはオーテックですが、さらに時間がかかるようです。
納期に関しては「モデル末期?」でライバル車のトヨタ、ホンダが新技術を搭載しているのだから、もう少し早くならないのだろうか?という書き込みがありました。
ですが、基本的には製造過程はどの車も福岡県苅田町にある日産自動車九州内の日産車体九州で製造。
インフィニティブランド(QX80、パトロール、アルマダ、クエスト、エルグランド、NV350キャラバン)といった重量級だけを生産しており、日本では最も「暑い場所」でもあるため、様々な生産調整をしながら作り上げています。
納期に関して、エルグランドも日産本社の手違いなどが過去に何回かあり、展示車を新車として販売するケースでトラブルになったこともありましたが、現在はさすがにそのようなことはありません。
引用:http://www2.nissan.co.jp/ELGRAND/TOP2014/IMAGES/PHOTO/photo_04.jpg
燃費の口コミ
メーカー測定値は「2.5L、2WD」が10.8km/L。
「3.5L、2WD」が9.4km/L。実際の数値を見てみましょう。
引用:http://fsv-static.autoc-one.jp/pr/2148416/img/img_photo.jpg
燃費に関しては、以下のような口コミがありました。
前期型4WD 350のライダーですが、平均燃費は概ね6.8Km/Lから7.4Km/Lといったところです。
E51は同じ350の4WDで確か5.8Km/Lから6.2Km/Lくらいでしたから少し良くなってます。
どちらも常にオートポジションで走行、エコモードは常時OFFで使ってません。
オートエアコンは25度前後で常時ONです。
私の場合、エコモードでのんびり加速するとエンジン回転数が高い状態が長引いて燃費が伸びなかったので、目標速度までは早めに持って行って、早めにアクセルを抜くようにしたら燃費が伸びました。
周囲に迷惑にならない様、常識の範囲での話ですが坂道でも同じ理由で、登りはちょっと早め、下りはゆっくりエンジンブレーキを効かせて惰性で下ると燃費は伸びました。
(価格com.より)
2.5L数台で燃費走行テストをしています。
高速道10%、市街地40%、急な坂道20%、流れの良い国道20%前後での10時間のテストですが、8.3km/L。
やはりカタログ値には及びません。
ただ、2人乗車でも5人乗車でもほとんど誤差程度で数値が変わらないのが特徴でした。
アイドリングストップがないのは、アメリカ市場での人気のなさのせい、と関係者から聞いていますが、本当はもう少し伸びてくれると嬉しいはうれしいですね。
ただ、安定性はヴェルファイアよりもしっかりしています。
いくら車高が高くて頑丈なボディにしても、利根川や阿武隈川の橋では強風で揺れるのは避けられません。
走りが楽しいと言えるのは、この重心の低さだと思います。
走りの充実感が、燃費への関心よりも高いのがこの車でしょう。
(ディーラーでの取材より)
引用:http://www.corism.com/files/node/1280835582.jpg
内装の口コミ
ヴェルファイアやアルファードがあまりにも売れていることから、エルグランドは「何かデメリット」があるのでは?と考える方が多いようです。
が、実際にはそんな欠点は見当たりません。
引用:http://fsv-image.autoc-one.jp/images/573451/011_o.jpg
口コミを見てみましょう。
2列目のオットマンを出すと、前の席にぶつかってしまう。これはおかしい →→ そんなことはない。
そもそもオットマンは寝そべるような使い方ではない。
ふくらはぎを乗せて置く程度だ→→ トヨタではそんなことはない→→ あなたはドライバーなのに、なぜ後席のオットマンばかり難癖をつける?? (ファンサイトより)
できれば、サードシートは格納式にしてほしかった。
クエストがそうなのに、なんで?(ファンサイトより)
引用:http://picture1.goo-net.com/056/0560922/J/0560922A30150115W00101.jpg
・内装は素晴らしい。
ライダーでブラック基調。
本当にいかつい感じがあるが、実際にはストレスフリー。
あまり大きな液晶パネルではないし、乗用車のような感覚で運転できる。
車高が余り高くないのがいいと思う。
・アルファードに比べて、自転車や子供の飛び出しなどでしっかり対応できる。
車高が高いのは見晴らしはイイが、意外に地面との距離感がいつの間にかわからなくなることが多い。
ミニバンでも、この高さがちょうどいい。
・エルグランドが好きな私にとっては、次もこれに乗りたいほど気にいっている。
エルグランドの口コミまとめ
引用:http://www.mzspeed-chiba.com/wp/wp-content/uploads/2015/06/777-7_03_0001078_1.jpg
口コミにあるのは「時期型はどうなるのか?」という話。
ミニバンはトヨタ、ホンダと日産しか生産していないわけで、コアなファンが付いているエルグランドは、精悍な顔つきをもう少しおしゃれにして、内装を直線基調にすると売れる、という口コミがありました。
燃費は正直良くない…という声は多数。
ですが、3.5Lもかなり売れています。
ビッグミニバンらしい走りが楽しめることが燃費を超える人気につながっています。
また、価格については値引きが大きかったことが好印象。
ミニバンの中ではここまで豪華なのに、セレナの上級クラス程度で買える。これはヒットでしょう。
ドレスアップの楽しみもありますが、ライダー人気はかなりのものがあります。
また、中古車の値落ちが少ないのも隠れた人気のようです。